「デーリー東北」9月19日付の中で、本館のプラネタリウムの更新についての記事が掲載されました。最新鋭の機器による投影がとても楽しみであり、大変喜ばしいことであります。
しかしながら、新しいものが入るということは、同時に長年にわたり親しまれてきた現機とのお別れをも意味することになります。我々と同様に淋しさを感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。そこで、本館のプラネタリウムの現在の様子を、何回かに分けてご紹介していきます。
まずは名機と呼ばれた光学式MS-10をズームアップしてみたいと思います。
ミノルタ製で昭和55年に設置されました。懐かしいロゴです。恒星を投影させる部分です。愛嬌のあるフォルムです。ここで太陽と月の日周を映します。
これによって星座の絵を映し出します。調整が大変なんです。(笑)
残念ながら現機での投影は10月下旬までとなっています。白熱電球を用いた温かみのある投影を是非ご覧いただきたいと思います。