「天高く馬肥ゆる秋」秋の空は高く見えます。実際、秋特有の雲は高いところにあるようです。
秋に現れる雲の名称には「いわし雲}「うろこ雲」「羊雲」などあります。これらは俗称で、いわし雲、うろこ雲は「巻積雲」(5000~15000m)、羊雲は「高積雲」(2000~7000m)というのだそうです。児童科学館の上空にも秋の雲が現れました。これは「うろこ雲」でしょうか?雑談ですが、「〇心と秋の空」の〇には「女」もしくは「男」が入りますが、古くは(江戸時代頃)「男」だったのだそうです。昭和になり「女」が使われるようになったのだそうです。現在の辞書でも「秋の空」を説明する場合は「男心」が主で、「女心」がない辞書も多いようです。ちなみに、私の辞書には「女心と…」と載っていましたが。(笑)
秋は低気圧と高気圧が日本の上空を交互に通るため、お天気が変わりやすいのもこの時季の特徴で、これを変わりやすい人の心になぞらえたようです。