特別展示室の観覧中止について

プラネタリウム室の向かいにある「特別展示室」は、太陽系についてや、四季の星座などの解説などの展示が行われています。

この「特別展示室」ですが、プラネタリウム設備更新工事に伴い、27日をもってしばらくの間、入室ができなくなります。ご了承ください。IMG_1423

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プラネタリウムリニューアルのため、MS-10での投影ができるのは

残りあと5日!

MS-10での最後の「熟睡プラ寝たリウム」

今週水曜日、23日は「熟睡プラ寝たリウム」の日です。「熟睡」「寝た」とはありますが、必ずしも寝るためだけではありません。番組内容は星座解説など豊富です。星空を見上げながら番組を楽しむこともできます。「アニメはちょっと…。」という大人のあなたにお勧めです(笑)

また、今回は、現在の施設設備、44年間使われ続けたMS-10での最後の投影にもなります。13:30からの投影ですので、お越しください。IMG_1299

準備室に潜入

プラネタリウムのコンソール〈操作盤)の背後に準備室という小さな部屋があります。広さは三畳ぐらいあるでしょうか。ここには、投影にかかわる物品やメディア、資料などが保管されています。下の写真のように、スチール棚には物品が雑然と置かれています。IMG_1391

昭和に使われていたカセットテープが残されています。開館当時(昭和50年代)の音源はこれでしたね。実に懐かしいです。IMG_1393

レンズ類もたくさん。IMG_1394

プラネタリウムリニューアルのため、MS-10での投影ができるのは

残りあと7日!

「〇心と秋の空」 変わりやすい秋の天気

「天高く馬肥ゆる秋」秋の空は高く見えます。実際、秋特有の雲は高いところにあるようです。

秋に現れる雲の名称には「いわし雲}「うろこ雲」「羊雲」などあります。これらは俗称で、いわし雲、うろこ雲は「巻積雲」(5000~15000m)、羊雲は「高積雲」(2000~7000m)というのだそうです。IMG_1401児童科学館の上空にも秋の雲が現れました。これは「うろこ雲」でしょうか?IMG_1400雑談ですが、「〇心と秋の空」の〇には「女」もしくは「男」が入りますが、古くは(江戸時代頃)「男」だったのだそうです。昭和になり「女」が使われるようになったのだそうです。現在の辞書でも「秋の空」を説明する場合は「男心」が主で、「女心」がない辞書も多いようです。ちなみに、私の辞書には「女心と…」と載っていましたが。(笑)

秋は低気圧と高気圧が日本の上空を交互に通るため、お天気が変わりやすいのもこの時季の特徴で、これを変わりやすい人の心になぞらえたようです。

なんだこれ? 2

プラネタリウムの局面の壁に直径30cmほどのまあるい穴があります。

なんだこれ?IMG_1413

副館長に聞いたところ、これは「空調の吹き出し口」とのことでした。投影には直接関係はありませんが、プラネタリウムの番組を快適にご覧いただくためには必要不可欠な設備ですね。

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このように座席を取り巻くように全部で10個あります。この夏はとても暑かったのですが、冷房が効いて大変快適な環境でした。

プラネタリウムリニューアルのため、MS-10での投影ができるのは

残りあと10日!

プラネタリウム投影休止まであとの2週間

9月に新聞発表がありましたが、今月末からプラネタリウムは設備更新工事をいたします。そのため約半年の間、投影を休止しなければなりません。IMG_13882

来年5月からは、最新の光学式プラネタリウムとデジタル式のプラネタリウムの両方を備えた設備に生まれ変わります。しばらくの間、お待ちいただきたいと思います。

紫金山・アトラス彗星 肉眼でも見えた!!

10/13 撮影の紫金山・アトラス彗星です。
一昨日までは肉眼では見つけることが出来ませんでしたが、見かけ上、少しづつに
太陽から離れて、昨日10/13は肉眼ではっきりと見えました。
ここ数日が、めったには見る事の出来ない彗星・・・ほうき星を肉眼で見るチャンスです。
夕方、6時~6時半頃、西の空に明るく輝く金星を目印に、金星の右上あたりにぼんやりと長く、太陽と反対方向にたなびく雲の様にみえるものがあればそれが紫金山・アトラス彗星です。双眼鏡かオペラグラスがあれば大分見やすいと思います。
C2023A3_20241013
【撮影データ】2024.10.13 18時06~09分
       EOS Ra + Sigma Art105mm F1.4
       ISO1000 露出2秒 × 30枚
       彗星頭部を基準にスタック
       PixInsight BXT

紫金山(ツウチンシャン)・アトラス彗星が夕方の西空に!!

10月12日撮影の紫金山・アトラス彗星( C/2023 A3)です。
12日に地球に最もちかづいた後、次第に遠ざかって行きますので、見かけの明るさは暗くなって行きます。しかし、観察に適する時間帯が、まだ空の明るい「夕方」から
空の暗い「夜」に移って行きますで、双眼鏡等を使えば、むしろ観察しやすくなるでしょう。
夜7時前の西空の低い所を探してみてください。ぼんやりと細長い雲の様に見えるのがそれですが、肉眼では難しいかもしれません。双眼鏡を使えば見つかるでしょう。
写真では長く伸びた尾を写せるかもしれません。C2023A3_20241012
【撮影データ】
2024.10.12 17時57分~18時00分
Canon EOS Ra + Sigma Art105mm F1.4(F1.8)
ISO1000 露出1秒 × 17枚を彗星核基準で合成
ステライメージで画像処理・トリミング