なんだこれ?

プラネタリウム室の中には、実にたくさんの機械類が詰め込められています。実は私、本館に勤めて日が浅いため、知らないことがまだまだあります。何のための機材なのかをベテランの職員に聞きながら日々過ごしているのです。

またまた見つけました。「なんだこれ?」

潜水艦の窓?のようなものが…IMG_1310

これは、地平線の景色(パノラマ)を映し出す装置なのだそうです。MS-10の台座の周りに48個もあるのです。IMG_1340

プラネタリウムリニューアルのため、MS-10での投影ができるのは

残りあと21日!

 

マンパワーこそが自慢です

いくら優れた機器があったとしても、それを上手く操作する人材がいなければ、どうしようもありません。科学館の職員は日ごろから操作技術の向上に努めています。IMG_1313

また、操作ばかりではなく、本館独自の番組作りも日夜取り組んでいるのですよ。IMG_13395日6日に行われる「かがくかん祭」の特別プラネタリウムの番組も、本館職員のオリジナルなんですよ。

プラネタリウムリニューアルのため、MS-10での投影ができるのは

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プラネタリウムのお立ち台

プラネタリウム室の前方に半円型のステージがあります。あまり使われることのないものですが、イベントなどでの使用ができるものです。IMG_1291

プラネタリウムという高級なミラーボール?のもとで、カラオケでもしたら気持ちよく歌えそうです。(笑)IMG_1276

プラネタリウムリニューアルのため、MS-10での投影ができるのは

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ISSに願いを…まさかの星空! スペシャルナイト観望会

昨日、観望会が行われました。が、18時の時点では雲が空を覆い、肩を落としていました。

そんな中、会に参加してくれていた小学生の子が、「ISS は見れますか?」と質問をしました。すぐさま副館長が調べてみると、まさに今、18時半に上空を通過とのこと。慌てて外に出て空を見上げていると、小学生の子が「あっ!」と声を上げて指をさしました。その指の先の雲の切れ間に明るい動く点が東の方へ流れていきました。あれは確かにISSであったと思われます。皆さんからは「おお~。」と声が上がりました。IMG_1326

ISSの流れ星に願いをかなえてもらえたかのように、時間がたつにつれて雲が少なくなり始め、星が見え出しました。良い観望会となりました

今回は、天体観測室の望遠鏡では土星を見ることができました。現在は土星の輪の傾きが小さくて、まるで串に刺さった団子のように見えていましたよ(笑)

二つのドーム

児童科学館のシンボルであるドームを紹介します。

駐車場からは大小二つのドームが見えますね。IMG_1324

屋上からは見るとこんな感じ。IMG_1323

 

小さい方は天体観測室。ドームの屋根が360度回転します。中には口径15cmの屈折望遠鏡が備え付けられています。IMG_1321

 

大きい方はプラネタリウムのドームスクリーンの屋根です。内径は12m。IMG_1301

近くから見ると、風雨にさらされこんな感じ。IMG_1302

 

プラネタリウムリニューアルのため、MS-10での投影ができるのは

残りあと26日!

レトロなたたずまい

今回はプラネタリウムの入り口をご招待します。

40年以上前のデザインですから、ドアからもその歴史を感じます。IMG_1319

表示されている文字からも古さを感じませんか?IMG_1271

今はなかなか見られないドアノブです。IMG_1320

レトロ、ビンテージ、アンティーク調…ものは言いようです(笑)ちなみにこのドアは、施設改修後も生かされる予定です。

プラネタリウムリニューアルのため、MS-10での投影ができるのは

残りあと27日!

茜色のリクライニングチェア

現在、プラネタリウムの座席数は88席あります。これは、平成17年(2005年)に施設の改修の際に新調されたものです。それまでは、138席もあったそうで、前後の席の間隔がかなり狭かったようです。席数を減らしたおかげで余裕をもって視聴ができるようになりました。IMG_1293シートの色は、黄昏時の空の色をイメージしたとされています。IMG_1274

プラネタリウムリニューアルのため、MS-10での投影ができるのは

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紫金山・アトラス彗星(C/2023 A3)が明け方の空に・・・眼視は難しい

9月25日 4時44分頃の紫金山・アトラス彗星(C/2023 A3)です。
観察可能な高さになる頃にはかなり空が明るくなっていて、
かつ低空なので双眼鏡や望遠鏡でも眼視は厳しいです。
写真に撮り、画像処理を施してやっと存在が分かります。
10月中旬以降、夕方の西の空で見られる様になりますので、
その頃の方が観察しやすいでしょう
C2024A3_20240925Trim
Skywatcher Quattro 150P D150mm fl518mm(F3.45)
EOS Ra ISO1000 露出1秒×2枚 トリミング

ドームスクリーンついて

プラネタリウムの星の美しさを左右させるのがドームのスクリーンです。これにも隠された工夫が施されているのですよ。IMG_1297実は、ドーム状に張られた反射板には小さな穴がたくさん開いています。この穴あきパネルは、音響効果を高めることや、より鮮明な映像の再現、ドーム内の空気循環を最適に保つ働きがあります。IMG_1290ドームスクリーンをアップで見れば、穴が規則的に並んでいますね↑。

離れて見れば穴の存在には気が付きませんね↓。IMG_1279ドームの天頂部の画像です。反射板の継ぎ目が見えますね。球面を造るための施工ですが、リニューアルされるドームではこの継ぎ目は気にならない施工がされるそうです。よりよい投影が楽しみですね。

プラネタリウムリニューアルのため、MS-10での投影ができるのは

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