火星の細かい模様が良く写りました。

2020-10-17reg2proc3 (1)

10月6日に地球最接近を終えた火星ですが、11月中は
まだ観察できます。
写真は10月17日に撮影したものですが、気流が安定して
いたので、火星表面の細かい模様が写りました。ただし肉眼
ではなかなかここまでは見えません。
天体用カメラで動画撮影し、その中から選び出した数千コマ
の画像をパソコンで合成し、さらに模様を見やすくしたもの
がこの画像です。上の白く見えるのが南極冠で、二酸化炭素
や水が凍ったものです。火星にも季節があり、今は夏の終り
頃で、南極冠は溶けて小さくなっています。中央やや下に
見えるのが子午線湾と呼ばれる火星の名所で経度が0度です。
また、別名「アリンの爪」と呼ばれ、そう言われると二本の
爪の様に見えますね。

10月13日 火星観望会開催しました。

火星観望会20201013モザイク
昨夜10月13日、火星観望会を八戸市役所前広場
で開催、100名を越える多くの方に火星や木星、
土星をご覧頂きました。
去る10・11日とも中止になり残念でしたが、
今回は開催出来てホッとしています。
尚、本日14日は観望会はありませんので、
お間違えの無い様お願い致します。

10月13日or14日 火星観望会開催

10月10日と11日に予定していた火星観望会が、悪天候の為、
両日とも中止となりました。
そこで代替として、急遽10月13日または14日の晴れた日に
開催する事になりました。
場所が八戸市役所前広場になります。お間違えの無い様
お願い致します。

日時:10月13日または14日の晴れた何れかの日
      18時00分~22時00分(天候による)
場所:八戸市役所前広場(駐車場なし)
観望対象:火星をメインに木星・土星 その他
参加無料、出入り自由
コロナ対策としましてマスク着用・手指消毒(現地に用意)に
ご協力下さい。
また、底に穴を開けサランラップを張った紙コップを配布し、
接眼レンズに被せて望遠鏡を覗いて頂きます。
今回は市内の天文愛好家と児童科学館が協力し開催致します。
天候により、開催か延期または中止は、当日17時までに
科学館ホームページ及び当ブログで案内致します。
17時までは電話(科学館0178-45-8131)で問い合わせ可能です。

今日は「火星準大接近観望会」  でも・・・

去る10月6日、火星が2年2ケ月ぶりに地球に接近、地球からの
距離は6,207万キロメートルでした。
前回の接近は2018年7月30日、その距離は5,759万キロメートル
で、15年ぶりの大接近と騒がれましたが、今回はそれには及ば
ないものの、南中時の高度は高く観察条件は良いです。
20201006_2352
   撮影日時:2020年10月6日 23時52分
   撮影機材:口径32cm反射望遠鏡 + 天体用カメラ

そして、今日はその火星の観望会ですが、台風の影響もあって
ちょっと難しい様です。
午後4時頃に開催か明日に延期かを決定し、ホームページ、
当ブログ、ツイッター等でご案内します。
もしくは電話にてお問い合わせ下さい。(0178-45-8131)
明日も悪天の場合は、同じく午後4時頃に開催か中止を決定し
ご案内致します。

火星準大接近観望会 & 市民星空観望会

[10月4日追記]
10月10日に予定しております火星観望会ですが、悪天候の場合は
翌日11日(日)に延期する事になりました。
10日の午後4時頃に決定しますので、天候が怪しい場合は科学館まで
お問い合わせ下さい。TEL 0178-45-8131
当ブログ及びホームページでもご案内致します。
http://www.kagakukan-8.com/

毎月第2、4土曜日に開催しておりましたスペシャルナイト、こちらも
コロナの関係で中止しておりましたが、10月から再開の予定で進めて
おります。
第1回10月10日は「市民星空観望会」と「火星観望会」を合わせて開催
致します。ただし、混雑が予想されますので場所を、科学館となりの
福祉公民館芝生と致します。火星が見やすい高さまで昇るのは20時過ぎ
となりますので、前半は木星や土星、後半は火星をメインに観望頂き
ます。こちらは予約不要ですが、夜間ですので中学生以下は保護者同伴
でお願い致します。また、マスクの着用をお願い致します。

2020火星観望会ポスターs

わくわくサイエンス「月・惑星観察とスマホによる天体撮影」

コロナの為に開催出来ずにいた「わくわくサイエンス」の第1回を
9月26日の18:00~19:30に開催します。
これまでは土曜日の日中に開催していましたが、今回は趣向を変え
夕方に天体観察を行います。
この時間帯、南の空に月を中心に左右に土星・木星が見られますので
一挙に観察しようと言うもくろみです。
また、スマホ持参頂ければ、月そして土星や木星も撮影出来ます。
夜間ですので保護者同伴、10組(20名まで)限定で予約が必要です。

2020年度わくわく「月・惑星観察」ポスター

ペルセウス座流星群と火星

例年、8月13日前後の数日間に見られるペルセウス座流星群、
今年は8月12日夜10時過ぎが極大との予報でした。
私は少し出遅れて11時頃か撮影を始めましたが、やはり10時頃
が沢山見られたようです。
写真は13日1時頃撮影したもので、アンドロメダ大銀河(M31)を
中央に、右下に火星、そして左上にペルセウス座流星群に属する
と思われる流星が写っています。
20200813_ペルセウス座流星群

写真2枚目は、その後撮影した火星です。
今年10月6日に地球最接近を控えて大きく見える様になって
来ました。右上の白く見える部分は南極冠で、水や二酸化炭素が
凍ったものです。最接近時の火星の季節は夏至を過ぎた頃で、
この南極冠は溶けて非常に小さくなっているものと思われます。
image_50126